適応障害で休職したときの過ごし方~回復までの3ステップを解説!~

キャリアブレイク/無職

適応障害の診断を受けて休職すると、「何をしたらいいのかわからない」「少し元気になったのだから早く仕事に戻らなければ」と焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今後仕事はどうなるのか、将来のキャリアはどうなってしまうのか心配になる方もいると思います。実際わたし自身も休職中に、「何をしたらいいんだろう?」と悩んでしまうことがありました。

しかし適応障害は回復するまでの流れがあり、各ステップごとにやったほうが良いことがあります。これを理解することで回復の遅れや再発を防ぐことができます。

今回は適応障害後に、回復していった体験談も踏まえて、適応障害からの回復する流れについて解説していきます。

筆者のプロフィール

名前:れん

2021年入社の新卒3年目。社会人3年目になるタイミングで休職→退職を経験。そこから半年間、無職生活を送る。半年の無職期間を経て、2023年11月から大手企業に入社。

「自分にとって心地よい、ちょうどよい生き方を見つけられる人を増やしたい」という思いから、ブログを開設。休職・無職期間の経験から、心地よい生き方を探すヒントを提供できたら嬉しいです。

自分の休職・退職から回復まで至った経緯はこちらを読んでいただけると嬉しいです。

適応障害とは?

そもそも適応障害とは、職場、家庭などで起こるストレスによって、憂うつな気分になったり、不安を感じて、日常生活に支障をきたす症状です。

日常生活でのさまざまな出来事にうまく適応できないことでストレスをためてしまい、その結果、心身にさまざまな症状が表れます。

うつ病との違いは、「ストレスの原因が明確であること」です。そのため適応障害はそのストレス要因から離れたときは症状が治まります。例えば職場の人間関係がストレス要因になっている場合、休日には症状が出ないといったことも起こります。

適応障がいの回復までの3ステップ

適応障害の回復までには大きく分けて「休養期」「リハビリ期」「調整期」の3つのステップがあります。

わたし自身休職中にこのステップを知って理解できたことで、適応障害を悪化させることなく徐々に回復へと向かうことができています。

以下では、適応障害から回復するまでのステップについて解説します。

休職したときの過ごし方 休養期

まず休職直後は「休養期」にあたります。
この期間は適応障害の症状が強く、苦痛や負担が大きい時期です。

この時期はまずストレス要因となっているものから距離を置いて、回復に専念することが大切です。

この時期は、「休んでいる自分はダメな人間だ」「会社に迷惑をかけてしまっているから早く戻らなければ」と焦ってしまいがちですが、そういったことを気にしないことが大切です。

といってもそれが一番難しいのですが、、!
とにかく自分に優しく、無理をせず、しっかり休むことが大切です!

休職したときの過ごし方 リハビリ期

病院で治療をして、しっかり休むと次第に症状が改善していきます。この時期は「リハビリ期」と呼ばれます。最初は外に出たり他人と話すことがつらかった人も、少しずつ活発に動けるようになってくるケースが多いです。

この時期は自分の好きなことをしてみたり、リフレッシュしてみましょう。

ただ大事なことは、このタイミングで焦って行動しないこと。リハビリ期は症状が完治しているわけではないので、焦って転職活動をしたり復職したりするとストレスにつながって、症状を再発してしまう恐れがあります。

この期間に大切なことは、自分に優しく、無理をせず、楽しく過ごすことです!

休職したときの過ごし方 調整期

症状が回復してきて、活動できるまでに心身共に回復すると「調整期」へと移行します。

調整期は仕事の復帰準備や、転職活動を開始する時期となります。この時期は少しずつ社会に出ていき少しずつストレス負荷をかけていくことも大切です。

この時期は自分に優しく、少しだけ無理をして、楽しく過ごすのが良いです!

休職経験者がやってよかったこと

わたし自身、社会人3年目になるタイミングで休職を経験しました。その経験から自分がやってみてよかったことをステップごとに事例で紹介します。

休養期

休養期の第一優先は「とにかく休む」ことです。身体が元気にならないと活動なんてできませんからね、、、

自分はその日の体調に合わせて日記を書いたり、散歩に行くなどといった小さな習慣を続けることを意識しました。

実際にやったこと
・とにかく休む
・日記をつける
・散歩に行く

リハビリ期

リハビリ期は自分が好きなことで無理しなくてもできることをやってみるのがおすすめです!

いきなりジムに通って数時間運動するなど、大きな負荷をかけるものは避けるほうがよいです。ランニングやかんたんな料理を作るなどして、小さなチャレンジをできるといいと思います。

実際にやったこと
・運動する
・料理に行く
・銭湯やサウナに行く

調整期

調整期には新たな発見ができるチャレンジをしてみると良いと思います。

わたしは大好きな旅に出かけたり、自分で仕事を受けて1円稼ぐという小さな目標を立ててチャレンジしました。ただし、ここでも無理は禁物ですよ、、!

実際にやったこと
・旅に出る
・新しいチャレンジを小さく始める
・自己分析をする

以下の記事でもやってよかったことを具体的にまとめましたので、よかったらご覧ください!

適応障害から回復するために大切なこと

あくまで体験談になりますが、適応障害になってすぐは「なんでこんなこともできないんだろう」「仕事に行かずにぐーたらしてて本当に大丈夫だろうか」と不安になることが多いと思います。

結論、それでも大丈夫です。なんとか生きていけます。
自分に優しく、無理をしないことが症状を悪化させず回復に向かう近道だと思います。

わたしも回復期にはありますが、まだまだ社会復帰をしたときに大丈夫かなという不安もあります。簡単に克服できるものでもないですが、一歩ずつ積み上げていくことが大切です。




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