【日本初!?】東京~神戸 シェアサイクル旅に挑戦!

旅・地域創生

今回は、2023年9月に10日間かけて行った、シェアサイクル旅について書いていきます。
シェアサイクル旅とは、現在都市部を中心に展開されているシェアサイクルサービスを使った自転車旅です。(勝手に定義しました 笑)

今回突然思い立って始めた旅でして、色々リサーチしたのですがほとんど前例がありませんでした。そこで今回はこの経験をブログに残してみたいと思います!

ちなみに、現在シェアサイクルのサービス自体がないエリアなどもたくさんあるので、サービスがないエリアは電車🚃などを使っています!

そんなゆるゆる旅ではありますが、かなり波乱万丈な旅となりました、、!

そもそもシェアサイクルとは?

シェアサイクルとは好きな場所で自転車をレンタル、返却できるサービスのこと。

レンタサイクルは借りた場所に自転車を返す必要がありますが、シェアサイクルであればスマホアプリで開錠、施錠を管理しているため、別の場所で戻すことができるのが強みですね。

近場での観光や移動によく使われるサービスです。例えばお出かけ先で歩くには遠いけどバスは全然来ない、、なんて時に重宝されます。(つまり、そもそも長距離移動は想定されていません笑)

主なサービスとしてdocomoバイクシェアとHELLO CYCLINGが挙げられます。

シェアサイクル旅を思い立ったきっかけ

パートナーと2人で休みが取れたので何か面白いことがしたいと話していて、思い立ったのがこのシェアサイクル旅。

シェアサイクル旅を思い立ったきっかけは、自転車旅がしたい、でもロードバイクは持っていない、どうしたらできるだろうか?と話していたことです。普通、そこであきらめればいいと思うんですが、あきらめきれず。考えた結果、導き出されたのが「シェアサイクル旅」でした。笑

シェアサイクルって電動自転車なので、ママチャリよりも走りやすいですし、ロードバイクと違ってかごが付いているので、これならいけるのでは?と思い立ちました!

さらにシェアサイクルのおすすめポイント、帰りに電車で帰ってこれること。
走れる分だけ走って、疲れたら別の手段で帰ればよいのは魅力的でした。

シェアサイクル旅の行程

シェアサイクルの旅はこんな行程でした!(途中だいぶゆるいです笑)

1日目:東京~横浜
初日体調が悪かったり、愛犬に出発直前に足をかまれた(!?)こともあり、初日は電車も使いながらのゆるゆる移動

2日目:横浜~小田原
この日は箱根駅伝ルートを快走。小田原中継所、平塚中継所などおなじみのスポットを通りながら走りました。距離は長かったですが、走りやすい道が多く景色もきれいでした。

3日目:小田原~三島
この日が一番きつかった、、。小田原~三島は直線距離は短いのですが、箱根付近が急な山道で走れないため大きく迂回して走行。気温30度の中、山道を走っていると、なんと途中で電動自転車の充電が0に。

漕げど漕げど前に進まない。しかも道は歩道がなくて、トラックばかりが通る道。
本当にこのまま死んでしまうのかと思いました、、しかもお昼に楽しみにしていた「ハンバーグさわやか」は平日ランチでまさかの90分待ち、、(絶望)

しかしこの日に泊まった三島駅前のドーミーインが、羨望ありのサウナ・温泉つき、夜泣き蕎麦が出てくるなど、安くて最高の宿でした!なのですべて良しとしよう!

4日目:三島~静岡
この日は静岡県内を疾走。太平洋に面した道をひたすら走っていきます。海がとってもきれいだった~
距離は長かったですが、前日の過酷ライドもあり楽に感じました。

5日目:静岡~名古屋
実は静岡~名古屋、名古屋~京都の区間はシェアサイクルのサービスがないためこの日はゆるゆる電車旅。サウナ―の聖地と呼ばれる、サウナしきじに入ってからのんびり電車で名古屋へ移動。

6日:名古屋~京都
この日は名古屋駅~京都までヒッチハイクにチャレンジ!
しかし、これが地獄だった、、6時間やってかすりもせず。

一度名古屋駅でやったときには2時間くらいで捕まったので何とかなるかなと思いましたが、痛い目に。すでに京都のホテルを取ってしまっていたので21:00過ぎに泣く泣く新幹線で移動しました。

7日目:京都観光
この日は京都観光へ。
連日の疲れのため、のんびり観光のはずが、登山口を見つけてなぜか軽いハイキングに出発。。
夜の観光ではシェアサイクルを使いましたが、バスの通ってない小道へも行けますし、とっても快適でした~!

8日目:京都~大阪
この日からシェアサイクル旅再開!
京都から大阪へ向かいました。鴨川走るのがめっちゃ気持ちよかった~!夜はもちろん串カツ!

9日目:大阪観光
この日はユニバではっちゃけました!フライングダイナソー最高!
平日でとっても空いてたので楽しめました。

10日目:大阪~神戸
いよいよ最終日。

この日は大阪~神戸に向かいます。ひたすらに大通りをまっすぐ4時間ほど漕ぐと到着!
異人館や六甲山、ポートタワーを堪能して夜行バスまでのんびり晩酌!!のはずが、、、

最後にとんでもない事件が!何があったかはこのあとのトラブル集で紹介、、笑

シェアサイクル旅、こんな人におすすめ!

今回のシェアサイクル旅、実際にやってみてめっちゃ大変ではあったので、全員におススメできるかと言われると、できません。私の経験から、こんな人におすすめしたいです!

・一風変わった面白い旅がしたい人
・行きは気の向くままに自転車を漕いで帰りは電車やバスを使いたい人
・色んな場所の景色を楽しみながら、旅をしたい人
・とにかく金はないが、時間はある人
・旅行の荷物が多いけど自転車旅をしたい人

今回実際にシェアチャリ旅をしてみて、マウンテンバイクとママチャリのいいとこどりをできるのがシェアサイクルではないかなと感じました。

自転車旅をしてみたいけど、自転車買うお金はないし、ママチャリではさすがに旅できない、、という人はシェアサイクルでの旅も検討してみてください!

シェアサイクル旅 思い出集

思い出➀:静岡県内の壮大な太平洋を眺めながら疾走!
個人的に一番きれいだったのが、静岡県内の太平洋。

静岡って自分にとっては今まで通り過ぎる県だったのですが、初めて自転車で静岡を走りました。三島市~静岡市に向かう途中、目の前に静岡の海の迫力に圧倒。

ビーチになっていない自然のままの海が広がっていたのがとっても素敵でした。何より海を見ながら自転車で走るの最高!!

思い出➁:3日で横浜市~静岡市まで、177km走破!
一番きつかったのが関東県内の走破。計200km近い距離を走りました。
途中山道があったり、35度の日差しにやられたりして、もうダメかもと思う瞬間もありましたが乗り越えてみると感動もひとしお。この度で精神力も磨かれた気がします(笑)

思い出➂:各地の地元居酒屋を堪能!
自転車旅だと、普段なかなか観光しないエリアに泊まることも多いです。
そういったエリアのグルメも堪能できるのは自転車旅の魅力ですね。個人的には、雑居ビルにひっそりと佇む、静岡のしぞーかおでんの居酒屋が印象的でした。

思い出➃:サウナ―の聖地、サウナしきじを満喫!
たまたまですが、静岡駅に宿泊したときに自転車県内にサウナしきじがあることを知り急遽向かいました。水風呂の水がとってもなめらかでずーっと入っていられるし、薬草サウナはとても熱かったですが心まで浄化されるような感覚でとっても気持ちよかった!

思い出➄:チャリ旅中のアメリカ人とおしゃべりする
3日目、小田原~三島に向かっているときに電動自転車の充電が切れ、山道を重い自転車のペダルを必死に漕いでいました。しかも、気温は35度。周りにはコンビニもありません、、

「もうダメだ、、」とあきらめかけたとき、後ろからアメリカ人が声をかけてくれました。

フロリダから来て、秋葉原~大阪までの自転車旅をしているそう。もうダメだと思った時ってこういう救いが必ずあるんですよね。これも旅の素敵な思い出でした。

シェアサイクル旅 トラブル集

シェアサイクル旅、はじめての経験でしたが、本当にやってよかったなと思いました。

でもやっぱり旅にはトラブルもつきもの。ほとんど誰もやったことがない経験だったので、ほんとに色んなトラブルに見舞われました(笑)ここでは、特にしんどかったトラブルを紹介したいと思います。

トラブル➀:シェアサイクリングの充電が切れる
充電切れはかなりの確率でありました。

アプリでは充電満タンと書かれていても、実際乗ってみると最初から50%だったり、そもそも充電の少ない自転車しかないエリアもありました。

コツとしては、坂道や疲れた時に電動アシストを使い、それ以外はアシストなしで走るのがよかったです。

トラブル➁:宿泊したエリアの自転車の台数が少なくて乗れない
東京や大阪にはかなり自転車を停めるポートが多いんですが、神奈川や静岡、京都なんかはまだまだポート自体が少ないです。

そのため、宿泊先から30分ほど歩いて自転車を取りに行くなんてこともありました。これはポートの近くに宿を取るか、歩くのを覚悟するかの二択ですね。

トラブル➂:県またぎができず、大阪~神戸を1日で往復する
これは本当に本当に地獄だった。
最終日、docomoのシェアサイクルを使って、大阪~神戸へ4時間かけて漕いでいきました。

ようやく漕ぎ終わってポートに停めようとすると、なんと「県外のポートへは停められません」の表示が。HelloCyclingは県をまたいで乗れたんですが、docomoでは県内のみの利用だったそう。

急いでコールセンターに電話すると、「スタッフが回収する場合は、回収費1台13,000円いただきます」とのこと。さすがにそれは無理だと思い、意を決して4時間かけて大阪まで戻りました。大阪に到着したのは23時。途中「なぜこんなことをやっているのか」と意識朦朧となりながら最後の力を振り絞って漕ぎ続けました。

トラブル➃:とにかく疲れる
これはトラブルではないのですが、自転車旅はかなり体力を消耗します。そのため余裕を持ったスケジュールを立てたり、温泉に入りながらリフレッシュしていくことも大切だなと感じました。

もしシェアサイクルでの旅を検討されている方がいたら、ぜひ上記のトラブルを未然に防げるように対策をしておくと良いと思います!

【結論】シェアサイクル旅はめっちゃ大変だけど、最高だった!

シェアサイクルの思い出、トラブルなど色々書いてきましたが、結論シェアサイクル旅はやってよかったです(笑)

とはいえ地域によっては充電が少ない自転車がほとんどだったり、そもそも全国で展開されているサービスではないので、そのへんは今後のサービスの拡大に期待ですね、、!

少し変わった旅をしてみたい方はぜひシェアサイクル旅、検討してみてください!

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